

と思っている方が多いのではないでしょうか?
(わが家でも、土地代約900万円は現金で支払いました…。)
しかし、結論として、頭金の準備や住宅ローンの繰り上げ返済はしない方がいいので、その理由3つを紹介します。
投資にまわせるお金が増えるから
芸人の厚切りジェイソンさんの本にも書いてありましたが、持っている現金は運用にまわして住宅ローンを組んだ方が最終的な資産は増えます。
例えば、家を一括で購入すると、手元に残るのは家だけです。
しかし、そのお金を10年以上の長期運用で投資にまわせば、平均して6%の利回りが期待できるので、住宅ローンが1%だとその差額の5%は利益になります。
そのため、最終的には家も手に入るし、頭金の現金を投資にまわせば、利益も得られるわけです!
もちろん、繰り上げ返済をする必要もありません。
住宅ローン控除がフル活用できるから
2022年から制度が変わりましたが、住宅ローン控除により、住宅ローンの残債の0.7%分の税金が13年間お得になります。
所得税や住民税が安くなるんですよ!

大きいですよね!
頭金や繰り上げ返済をしてしまったらその分お得になる税金が減ってしまいます。
住宅ローン控除を最大限に活用したい場合は、頭金や繰り上げ返済はしない方がいいでしょう!
団体信用生命保険をフル活用できるから


住宅ローンを組む際に、団体信用生命保険に加入することができます。
この団体信用生命保険もフル活用するためには、繰り上げ返済はしない方がいいです。
なぜなら、繰り上げ返済をした直後に住宅ローンの名義人がなくなったら、住宅ローンの支払いは終了しますが、繰り上げ返済したお金は戻ってこないからです。
繰り上げ返済をしていなければ、住宅ローンの支払いは終了する上に、そのお金を子どもたちの将来のために残してあげることができます。